活動報告
2022年度
◆2022年6月8日(水)に脳神経医学セミナーをハイフレックス形式で開催しました。
日時:2022年6月8日水曜日 午前11時~12時
発表者:清水健太郎(University of Zurich, Switzerland)
タイトル:「ゲノム多型を用いて穀物・病原菌と言語の拡散を解析する」
セミナ
メンバーの方以外で録画をご覧になりたい方は、chugokubunmei@gmail.com までご連絡ください。
2021年度
◆2022年3月12日(土)に《中国文明起源》第3回領域全体会議をハイフレックス形式で開催しました。
開会の挨拶 領域代表者挨拶 中村慎一
A01班
進捗状況報告 久保田 慎二
研究発表「新石器時代の黄河中流域における時間的枠組みと土器利用」 久保田 慎二・齊藤希
A02班
進捗状況報告 神谷嘉美
研究発表「二里頭遺跡、陶寺遺跡の出土品報告」 神谷嘉美
A03班
進捗状況報告 渡部展也
研究発表「ウルチ米を蒸す調理の文化間比較-ウルチ米を蒸す理由と伝播経路-」 小林正史
B01班
進捗状況報告 菊地大樹
研究発表「東部ユーラシアにおける家畜・家禽文化の展開」 菊地大樹
B02班
進捗状況報告 庄田慎矢
研究発表「中央アジア出土土器の残存脂質分析の成果」 村上夏希
C01班
進捗状況報告 米田 穣
研究発表「ヒト遺体の同位体情報をつかった出身地推定の原理と実践」 米田 穣
C02班
進捗状況報告 覚張隆史
研究発表「古代ゲノム解析プラットフォーム開発と応用への展望」 覚張隆史
閉会の挨拶 米田 穣
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◆2022年3月6日(日)に学術変革領域研究(A)合同シンポジウムをZoomにて開催しました。
開会の挨拶 中村慎一
学変①領域代表者 中村慎一 研究紹介「中国文明起源解明の新・考古学イニシアディブ」
学変②領域代表者 小畑弘己 研究紹介「土器を掘る:22世紀型考古資料学の構築と社会実装をめざした技術開発型研究」
学変①研究発表 渡部展也 「地理空間分析による遺跡間のアクセシビリティと交通路の検討 ー中国の新石器時代を事例としてー」
学変②研究発表 佐々木由香「縄文時代の土器に残された植物とその資源利用に関する新視点」
学変①研究発表 覚張隆史「古代ゲノム解析で読み解く東アジアにおけるヒトの移動と混血」
学変②研究発表 小林謙一「炭素14年代測定からみた縄紋文化の居住形態」
閉会の挨拶 小畑弘己
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◆2021年11月24日(水)に第13回 領域セミナーをZoomにて開催しました。
フランク・マクスナー 「糞石が解き明かす人類の食生活と腸内細菌叢の進化の歴史」
新石器時代から現代までの腸内細菌叢を対象にする近年のメタゲノム解析により、人類の食生活史についての科学的探究は新たな時代を迎えました。この講演では、マクスナー氏自身による研究事例を中心に、ヨーロッパ初期農耕民、青銅器・鉄器時代の岩塩採掘遺跡を営んでいたコミュニティなど、北アルプス地域の先史時代から、エジプト、アンデス、中国まで世界各地のミイラや糞石を分析することで、現在の西洋的食生活と密接な関係をもつ腸内細菌叢の出現は人類史的に比較的最近であることを実証的に示した研究を紹介いただきました。



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◆2021年11月20日(土)に第12回 領域セミナーをZoomにて開催しました。
南武志 「遺跡出土朱の産地推定のための超微量硫黄同位体分析システムの開発」
弥生時代と古墳時代の多くの墳墓内に朱が使われていました。朱は、辰砂鉱山から採取して細かく砕き、赤色部分を集めてさらに微粉末化して得られます。朱を硫黄同位体分析したところ、産地が推定できました。しかし、朱を採取する時に文化財を傷つけてしまう可能性があり、超微量硫黄同位体分析システムを開発しました。1粒の朱で分析が可能になり、採取も粘着テープを押し当てるだけで行え、文化財に傷をつけないで分析でるようになったことを紹介しました。
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◆2021年10月24日(日)に《中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ》第2回全体会議をZoomにて開催しました。
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◆2021年10月12日(火)に第11回 領域セミナーをZoomにて開催しました。
中込滋樹 「東アジアにおけるパレオゲノミクス研究のこれまでと今後」
近年のゲノム解析技術の発展によって、現代におけるヒトだけでなはなく、過去におけるヒト、すなわち私たちの祖先におけるゲノム配列を取得することが可能となってきました。このような研究分野をパレオゲノミクスと呼びます。そして、これまで現代人におけるゲノムデータでは見えてこなかった過去の複雑な歴史が徐々に明らかとなってきました。本セミナーでは、東アジアに焦点を当て、大陸における東西及び南北におけるヒトの移動や混血だけでなく、日本列島における人類集団の形成史も含めた幅広いトピックを紹介させていただきました。
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◆2021年8月11日(水)に第10回領域セミナーをZoomにて開催しました。
清水健太郎 「パンコムギの汎ゲノム解析と学際的文化進化研究」
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◆2021年7月22日(木)に第9回領域セミナーをZoomにて開催しました。
石田智子 「高精度胎土分析の方法と展開」
石丸恵利子 「土器胎土のSr・Nd安定同位体比分析-生駒西麓産土器の粘土産出地推定を中心として-」
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◆2021年7月11日(日)に第8回領域セミナーをZoomにて開催しました。
小林正史・久保田慎二 「中国・韓半島・日本における主食調理方法の変遷と地域間交流」
菊澤律子 「言語の分析と先史研究―オーストロネシア語族を例に―」
エルマー パトリック 「コンピューターを用いた日琉祖語の稲作に関わる語の再建」
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◆2021年6月20日(日) 領域メンバーの菊地大樹氏と角道亮介氏が、国際シンポジウム「秦の淵源―秦文化研究の最前線―」(オンライン開催)において講演を行いました。
角道亮介氏:「秦人の都城遺跡」
菊地大樹氏:「秦馬の実像」
東京大学連携研究機構ヒューマニティーズセンター LIXIL 潮田東アジア人文研究拠点 主催
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◆2021年4月24日(土) 領域代表者の中村慎一氏が、考古学研究会第67回総会・研究集会(4月24・25日オンライン開催)において「資源・水利・農業と政治統合―中国・良渚文化の事例から―」と題する招待講演を行いました。
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◆2021年4月11日(日) 第7回領域セミナーをZoomにて開催しました。
平田昌弘 「牧畜論と東アジア研究の視座」
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2020年度
◆2021年3月23日(火) 第6回領域セミナー(日中米オンラインセミナー)をZoomにて開催しました。
日中米オンラインセミナー「土器圧痕と植物考古学」
2021年3月23日 10:00-12:30 (日本時間)
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◆2021年3月13日(土) 領域キックオフシンポジウムをZoomにて開催しました。
領域キックオフシンポジウム《中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ》プログラム:
孫 周勇:特別講演「黄土、石、そして都市-紀元前3千年紀の中国北部-」
中村慎一:講演1「新石器時代晩期における地方文明間の威信材交換」
神谷嘉美:講演2「材料分析から見たモノづくり技術と資源利用の実態把握」
渡部展也:講演3「地域諸文化と地域間関係の空間的復元を目指して-「分布」から「動態」へ-」
菊地大樹:講演4「新たなユーラシア家畜文化史の提言を目指して」
庄田慎矢:講演5「湿地から草原へ:ユーラシア大陸を舞台にした複眼的植物考古学の挑戦」
米田 穣:講演6「同位体分析から見たヒトとモノの動態復元」
覚張隆史:講演7「東アジアにおける古代ゲノム解析プラットフォーム開発とその応用」
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◆2021年2月28日(日)に領域共催のシンポジウムをZoomにて開催しました。
本領域メンバーの中村、久保田、覚張が登壇しました。詳細はこちらをご覧ください。
主催:金沢大学超然プロジェクト「古代文明の学際的研究の世界的拠点形成」(代表:河合望)
共催:金沢大学国際文化資源学研究センター、金沢大学新学術創成研究機構、金沢大学古代文明・文化資源学研究所 (仮称) 設立準備委員会、学術変革領域研究(A)「中国文明起源」、基盤研究(B)「西アジアにおける先史遊牧民の起源と乳製品利用」、新学術領域研究(研究領域提案型)「西アジアの都市化と遊牧民交易」、基盤研究(B)「エジプト、北サッカラ遺跡における新王国時代墓地の総合的調査研究」
◆2021年2月26日(金)に第5回領域セミナーをZoomにて開催しました。
植月学・新井才二 「キルギス共和国アク・ベシム遺跡における動物資源利用」
◆2021年2月23日(火・祝)、第4回領域セミナーをZoomにて開催しました。
大川 裕子 「稲作限界地帯の農業と水利」
村松 弘一 「石峁遺跡周辺の歴史地理と中原への道(試論)」
◆2021年2月1日(月)に金沢大学角間キャンパスにて、第3回領域セミナーを開催しました。
飯塚 義之 「石器石材文化財の化学分析:無機化学分析から何がわかるのか?」
◆2020年1月7日(木)に第2回領域セミナーをZoomで開催しました。
先怡衡・于春(西北大学) 「新疆ウイグル自治区黒山嶺遺跡の発掘成果」
◆2020年12月13日(日)、第1回 領域セミナーをZoomにて開催しました。
中村 慎一 「学術変革領域《中国文明起源》が目指すもの」
久保田慎二 「中国新石器時代研究の枠組みと諸問題」
秦小麗 「中国文明形成にかかわる近年の重要発見」