更新情報・お知らせ
- 2023/11/04
- 11/11(土)国際シンポジウム「最新科学が明かす東アジア先史・古代の農と食」NEW
- 2023/10/16
- 10/15(日)第6回領域全体会議を開催しました。
- 2023/10/15
- 10/14(土)「地縁社会と血縁社会ー構成集団の変化から社会をとらえるー」シンポジウムを開催しました。
- 2023/10/11
- 10/14~15(土・日)シンポジウム・第6回全体会議を開催します。
- 2023/08/14
- 9/16(土)科研費シンポジウム:「農書からみる中国―生産技術・自然環境・生活文化」
- 2023/08/06
- 8/1(火)中国陝西省考古研究院で中村慎一氏が講演をしました。
- 2023/05/22
- 第27回領域セミナー(第8回若手セミナー)「考古学におけるGISの活用(初級):GISの基本操作と空間データ作成」を開催しました。
- 2023/05/14
- 第26回領域セミナー「東アジア・中国における完新世の気候変動と古環境」を開催しました。
- 2023/05/02
- 5/20‐21(土・日)第27回領域セミナー(第8回若手セミナー)「考古学におけるGISの活用(初級):GISの基本操作と空間データ作成」
- 2023/04/27
- 5/13(土) 第 26 回領域セミナー 「東アジア・中国における完新世の気候変動と古環境」
研究の目的と戦略
本研究の目的は、新石器時代晩期(紀元前3千年紀後半)(以下、「紀元前」を「前」と略)の中国に勃興した諸地方文明がやがて黄河中流域へと収斂し、青銅器時代初期(前2千年紀前半)には中国文明として開花する過程を解明することにあります。その目的を達成するためには、目に見えるモノから歴史を再構する考古学と、そのモノから目に見えない情報を引き出す考古科学とが対等な立場で協働する必要があります。それも単なる年代測定や動植物遺存体の種同定といったルーティンワークに満足するのではなく、地球化学や生命科学の最先端の分析手法を応用することで遺跡や遺物から最大限の情報を抽出し、これまで考古学では不可能とされてきた個人レベルでの歴史復元さえも可能にします。考古学研究をこれまでとは質的にまったく異なる高次元の総合歴史科学へと変革するのが「新・考古学イニシアティブ」(ここでの initiative は新規計画、構想、戦略の意)です。
【中国文明起源事務局】〒920-1192 石川県金沢市角間町 金沢大学人間社会4号館3階 E-mail : chugokubunmei@gmail.com