更新情報・お知らせ
- 2024/11/29
- 11/25~26(月・火)中国杭州で開催された「第2回良渚フォーラム」で計画研究班代表が出版調停式と基調講演をしました。NEW
- 2024/10/21
- 【中国文明起源】計画研究B02「植物考古学から探るイネ、雑穀、ムギ食文化の交流と変容」ポスター展示開催のお知らせNEW
- 2024/10/08
- 10/18(土)国際セミナー「中央アジア古代・中世の考古学研究動向」を開催します。NEW
- 2024/09/02
- 若手育成ワークショップ「遺物の科学分析―残存デンプン粒分析と同位体分析から―」を開催しました。
- 2024/08/26
- 8/25(日)中国文明起源第8回領域全体会議を開催しました。
- 2024/08/25
- 8/24(土)浙江省考古研究所「特別研究員」の授与式を開催しました。
- 2024/08/25
- 8/24(土)第5回領域シンポジウム「都市と文明」を開催しました。
- 2024/08/03
- 8/24(土)第5回領域シンポジウム「都市と文明」を開催します。
- 2024/07/21
- 7/20(土)第36回領域セミナー「西南シルクロード考古学の最前線」を開催しました。
- 2024/07/14
- 7/8(月)~7/13(土)若手育成セミナー「動物考古学コース」を開催しました。
研究の目的と戦略
本研究の目的は、新石器時代晩期(紀元前3千年紀後半)(以下、「紀元前」を「前」と略)の中国に勃興した諸地方文明がやがて黄河中流域へと収斂し、青銅器時代初期(前2千年紀前半)には中国文明として開花する過程を解明することにあります。その目的を達成するためには、目に見えるモノから歴史を再構する考古学と、そのモノから目に見えない情報を引き出す考古科学とが対等な立場で協働する必要があります。それも単なる年代測定や動植物遺存体の種同定といったルーティンワークに満足するのではなく、地球化学や生命科学の最先端の分析手法を応用することで遺跡や遺物から最大限の情報を抽出し、これまで考古学では不可能とされてきた個人レベルでの歴史復元さえも可能にします。考古学研究をこれまでとは質的にまったく異なる高次元の総合歴史科学へと変革するのが「新・考古学イニシアティブ」(ここでの initiative は新規計画、構想、戦略の意)です。
【中国文明起源事務局】〒920-1192 石川県金沢市角間町 金沢大学人間社会4号館3階 E-mail : chugokubunmei@gmail.com