7/8(月)~7/13(土)若手育成セミナー「動物考古学コース」を開催しました。
開催日 7月8日~13日
参加者 4名(トビリシ大学、モンゴル科学アカデミー考古学研究所、釜山大学校、マハ・チャクリ・シリントーン王女自然史博物館各1名)
講師 菊地大樹(金沢大学/蘭州大学)・新井才二(東京大学)・植月学(帝京科学大学)・江田真毅(北海道大学)・中村大介(埼玉大学)・丸山真史(東海大学)
2024年7月に北海道大学において動物考古学のための標本作製から資料の同定、解釈まで一連のプロセスを理解するためのワークショップを開催しました。ワークショップでは、動物考古学とはどんな学問か?そしてどのようなことが分かるか?の基礎的な内容について講義するとともに、実際にウマとウシを解体する実習をおこない、骨標本の作成について学んでいただきました。また実際に骨標本との比較から遺跡から出土した資料の同定に取り組んでいただきました。参加者に各国の動物考古学の現状や各自の研究について発表していただく時間も設け、参加者間および参加者と講師の間でも情報交換や交流を深めました。参加者はジョージア、モンゴル、韓国、タイと様々で、今後の各国における共同研究の展開が期待されます。