更新情報・お知らせ
- 2023/03/20
- 2023/3/16-17(木・金)第24回領域セミナー、第7回若手育成セミナー「ワークショップ:走査型電子顕微鏡による考古遺物の解析」NEW
- 2023/03/14
- 中村慎一著『中国新石器時代文明の探求 日中共同研究成果報告書2』を刊行いたしました。NEW
- 2023/02/24
- 4/2 (日) 第25回領域セミナー 「考古学マススペクトロメトリーが明かす古代の食:世界と日本の残存脂質分析のこれまでとこれから」NEW
- 2023/02/23
- 第23回領域セミナー 「東アジアの食文化史を考える」を開催しましたNEW
- 2023/02/20
- 2023/2/18-19(土・日)《中国文明起源》第5回領域全体会議を開催しましたNEW
- 2023/02/06
- 2/14(火)国際ワークショップ「中央アジア東部地域での定住集落の出現」NEW
- 2023/02/06
- 2/21(火) 第23回領域セミナー 「東アジアの食文化史を考える」NEW
- 2023/02/02
- 2023/2/18-19(土・日)《中国文明起源》第5回領域全体会議を開催しますNEW
- 2023/01/10
- 1/10(火)第22回領域セミナーを開催しました
- 2023/01/10
- 1/8(日)第21回領域セミナーを開催しました
研究の目的と戦略
本研究の目的は、新石器時代晩期(紀元前3千年紀後半)(以下、「紀元前」を「前」と略)の中国に勃興した諸地方文明がやがて黄河中流域へと収斂し、青銅器時代初期(前2千年紀前半)には中国文明として開花する過程を解明することにあります。その目的を達成するためには、目に見えるモノから歴史を再構する考古学と、そのモノから目に見えない情報を引き出す考古科学とが対等な立場で協働する必要があります。それも単なる年代測定や動植物遺存体の種同定といったルーティンワークに満足するのではなく、地球化学や生命科学の最先端の分析手法を応用することで遺跡や遺物から最大限の情報を抽出し、これまで考古学では不可能とされてきた個人レベルでの歴史復元さえも可能にします。考古学研究をこれまでとは質的にまったく異なる高次元の総合歴史科学へと変革するのが「新・考古学イニシアティブ」(ここでの initiative は新規計画、構想、戦略の意)です。
【中国文明起源事務局】〒920-1192 石川県金沢市角間町 金沢大学人間社会4号館3階 E-mail : chugokubunmei@gmail.com